楽じゃないけど、楽しい人生を!

〜読書好きな1児の父の成長記録〜

「第2の習慣」は楽しい

本記事のまとめ

7つの習慣の第二の習慣〜終わりを思い描くことから始める〜を一言でまとめると
望む結果を想像しろ
だろうか。自分のありたい姿、周りからどのように思われたいのかを想像する。
そして想像した自分のありたい姿に「なる」。
ありたい姿になるために今の自分とギャップがあるならそれを埋めるように行動する。

簡単すぎるぐらいにまとめてしまうとこう言うことだと感じている。
…流石にまとめすぎただろうか。笑

感じたこと

自分の葬儀の弔辞を考える

本の中では自分のありたい姿、成功の定義をこのように記している。

自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞を考える

自分が所属している組織から1人ずつ代表して弔辞をもらうことを考えた時、どのような弔辞を述べてもらいたいかを想像する。
家族代表、友人代表、職場代表、などなど…。
これって、いざやってみると結構想像力を使うんですよね。
もちろん恥ずかしかったりするし、他の人に見られたくないとか思うかもしれないけれど、それが自分の本心かもしれない。
恥ずかしいけれど、今現在の僕が考える弔辞の一部をここに残しておこう。言葉にすることで覚悟も強くなるし。笑

家族からは「家族への愛が深く、物腰が柔らかく、何事も前向きに捉えようとする人だった」と言われたい
友人からは「仲間思いで行動力があり、自分が好きなことに対して素直で自由な人だった」と言われたい
職場からは「人の話を聞いてくれて困難にも挫けず関わる人が幸せになるような選択を探し続けて行動する人だった」と言われたい。
今の自分がそうなれているかはわからないが、そのように思われるように行動していきたいと常に考えて行動しているつもりだ。

ミッションステートメント

これらを踏まえ、自分のありたい姿を記すのが「ミッションステートメント」だ。
で?ミッションステートメントってなんやねん、と。
人には「人生のモットー」とか「大切にしたい言葉」とかがあると思う。
自分が迷った時の判断基準だとかそう言う時に思い出す言葉たちだ。
僕の場合はこのブログのタイトルでもある「楽じゃないけど、楽しい人生を」だったり「言い訳・他人のせいにしない」だったりする。
大切にしたい信条だったり価値観、それらを言葉で表明したものがミッションステートメントだ。
このミッションステートメントがしっかり固まっていれば周りからのたくさんの刺激に対しても動じずに自分の価値観、心情に従って行動できる。後悔せずに効果的な人生を送ることができる。
自分で決められることを他人に決められ、自分でコントロールできないことほど乱されることはない。
乱されないためにも個人のミッションステートメントを持つこと、書くことは有用だと感じている。
今現在の僕のミッションステートメントを少し紹介すると

愛・自由を大切にし、関わる人にポジティブな影響を与えられる人間になる

だ。
…かなり恥ずかしいし抽象的だが公表してみる。
なお、このミッションステートメントも更新し続けるから今現在のものとなる。
何かを判断するときには愛・自由・ポジティブを基準に判断していきたい。
そのためには想像力・良心・自覚を働かせて、判断するときに自分のミッションステートメントと比べられるようになりたい。

価値観の中心

第二の習慣の厳しいところは、上記のミッションステートメントを書いておきながら
原則を価値観の中心に置いて行動すれば自分が思う結果を得られ効果的な人生を送ることができる、と言ってくること。
いやいやいや、なんやねん原則って。
コヴィー先生曰く、原則はいわゆる「持っているリンゴを手放すと地面に落ちる」ぐらいの「こうすればこのような結果になる」という法則。これは物理的な法則だけじゃなくて人間関係にも同じことが言える、というのが原則とのこと。
で、価値観の中心ってそもそもなんやねん、と。
誰にだって価値観の中心はあると思う。それは友人中心、自分中心だったり、配偶者、家族、お金、仕事、敵、娯楽、所有物中心だったりする。
自分がどのような価値観を中心に生きているのかを考えると面白い。
何かを決定するとき、何を中心に考えて行動するかで価値観の中心がわかる。
例えば「仕事の後に恋人とディナーを約束している」状況で「終業間際に新しい仕事を振られた」とき。
あなたは何をどのように感じ行動するだろうか。
恋人が大切だから約束を優先させて仕事は明日に見送る?
仕事が大切だから約束に遅れてでも振られた仕事を今終わらせる?
今月は残業代が欲しいから残業を優先して約束を別日にする?
などなど、何を大切にして考えるかで自分の価値観の中心はわかる。
どの価値観が良い、と言う絶対的なものはない。
状況によって大切にしないといけないことが異なるからだ。
このような状況の時の行動基準としてミッションステートメントがあると思っている。

じゃあ「原則を価値観の中心に置く」って結局なんやねん?!
それはあなたの心の両親がわかっているんじゃないでしょうか?…なんつって。笑

終わりに、伝えたいこと

「自分が本当にやりたいこと」とか「自分にとっての成功」とか
簡単に見つかるもんじゃないですよね。
でも、僕は7つの習慣を読んで少しだけ参考になった気がします。
自分がどんな考えで行動しているのか。
何が自分にとっての「幸せ」・「成功」なのか。

自分の人生の意味・やりたいことやありたい姿がわからない。
そんな人は7つの習慣を読んでみると何かヒントをもらえるかもしれません。
1人でもそういう人の参考になれば嬉しいです。

自分語り

僕は新卒で俗に言う「大手家電メーカー」のハードウェアエンジニアとして就職したが
自分の市場価値向上の危機感を感じソフトウェアのエンジニアと転職した。
同じエンジニアといえど、異職種への転職は今考えたら簡単で楽なものではなかった。
でも今では新卒で入った企業以上の待遇で働いていると自負している。
それはハードウェアエンジニア時代の、尊敬する上司がこの「7つの習慣」を紹介してくれたからだ。
あの人はあの人なりに7つの習慣を実践しているような人だった。今でも尊敬している。
僕はあの尊敬している上司のようにはなれないかもしれないが
7つの習慣を読んで僕なりに頑張ろうと思わせてもらえた。
本当にありがとうございます。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。